親記事 引用 |
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2013/08/09(Fri) 03:55:23 編集(投稿者)
「今日から君が働いてもらう職場がここだ。これが君のパソコン」 「分かりました! このパソコンでがんがん稼ぎます!」 「君の仕事で使うソフトなら、そこの棚に入っている。DSK10をインストールして」 「DQ10と書かれたディスクですね」 「ん? ちょっと変な発音だね。まぁいいか、それそれ」 「フライングでパソコン版ができるなんて、うれしいです!」 「え?」 「は?」 「分かっていると思うが、職場仲間と助け合ってがんばってくれ」 「はい! 毎日戦友と生死を共にしていました!」 「それはまた大げさな。ずいぶんな体育会系な職場にいたんだね」 「いえ、24時間部屋の中に引きこもりっぱなしでした。生まれてこのかた、部屋の外に出たことがありません」 「毎日徹夜仕事でしたか」 「はい!」 「えーと、部屋、暗いね。スイッチはわかるかな」 「はい、スイッチ完璧です。これまで失敗したことがありません。流れるような私のスイッチは、神と呼ばれてました」 「へ?」 「ほ?」 「まぁ疲れたら、外で何か買ってきて飲むぐらいは自由でいいよ」 「それには及びません。小ビンたくさん用意してますので。毎日がぶ飲みでした」 「ははは。死なれても困るから、ほどほどにね」 「けど、手遅れです」 「ん?」 「毎日死にまくってましたから・・・」 「は?」 「は?」 |