Res8 引用 |
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僕のしりあいは豚ヤロウ 3年4組 味付太郎
僕のしりあいのおじちゃんはとても厳しい人です。 朝起きておはようの挨拶がなかったり 声が小さかったりしたら軽くこづかれます。 食べる前はいただきます 食べた後はごちそうさま 自分が食べた後の食器は洗い場まで自分で持っていくこと。 守らなければ軽くお説教 戦時中は食べるものがなかった頃の辛さから始まり 今の恵まれた環境を揶揄した話まで延々と続きます。 昔はみんな赤線とか呼ばれ客を取るのも一苦労だった 今は掲示板や2ちゃんやLINEとかいう便利なツールで 簡単に円光とかできたりする。 その話を聞くと、ああ僕たちは恵まれた環境で育ってるんだなあ と、つくづく思う。
そんな厳しいおじちゃんだけど 飼っている豚たちのことはとってもとってもとってもとってもとってもとっても大好きで優しいです。 また、おじちゃんはガチのドラ10ぷれいやーです。 職人、コロシアム、コインボス、レグ邪神 エル子の扱いから通常迷宮まで卒なくこなす神ぷれいやーです。 そんなおじちゃんだけど先日試練から帰った後から ぷっつりとINすることを辞めてしまいました。 理由は試練で次々と湧いてくる子ブタたちを滅殺することに耐えられなくなってしまったからです。
僕が心配でおじちゃんの元を訪ねた時 おじちゃんは豚舎の子ブタたちを横目に涙ながらにそう語ってくれたのでした。 かなり落ち込んだらしく至る所に酒瓶が転がっていました。 なーに心配するなって 食事? ほら、酒のつまみでならたらふく食ってんだわ。 オレの手作りだ 結構いけるからつまんでくれ
そのチャーシューはおじちゃんの涙でとても塩辛いものでした。 部屋の隅にはほこりを被ったヌンチャクが静かに見守っていました。
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