親記事 引用 |
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「月に1000円も払ってやってるのになんだよ…っ!飽きてきちまったじゃねぇか……っ!」
「んふふふ…っ」
「!…なんだお前は……っ!」
「下手だなぁカイジ君」
「あ…?」
「へたっぴさ……ドラゴンクエスト10の遊び方がへた…っ!」
ざわ……ざわ……
「なんだてめぇ……っ!たかがネットゲームの楽しみ方に上手いも下手もあるかっ……!」
「わかってないなあカイジ君…。カイジ君がアストルティアを本当に楽しむためには、これがたりない…っ!」
「なんだこれは……っ!…チーム、だと……?」
「これに入ってフレンドを増やしてさ、他愛も無い雑談を楽しみたい……っ!だろ?」
「ぅ…」
「だけど、チームを探すのは面倒だから……簡単に組める野良PTで満足しようってんだ……。   カイジ君、ダメなんだよそれじゃ……っ!折角のMMOなのに……そんなんじゃかえってストレスがたまる…っ!野良で仲良くなれてもすぐに疎遠になったりしてさ…っ!」 「全然すっきりしない……心の毒は残ったままだ」 「ドラクエ10ってのはさ…ずっと1人じゃダメなんだ……っ!皆とやるのもきっちりやった方がいい……っ!」 「その方が、レベル上げの励みになるってもんさ……っ!」
「なるほど…確かにそうかも…」
「ふふふ…わかるよカイジ君。君の事だ…まだチーム探しが面倒臭いんだろう……?」
(ぐ……っ!悔しいが…確かにそうだ……っ!まだ俺はチームを探す事が面倒だと思っている……っ!)
「そんなカイジ君に…このチームはワシの紹介だ、カイジくんの連続課金3ヶ月のお祝いさ。礼はいらねぇよ…」
「は、班長……っ!」 「……ふぉ!?この【夜顔<よるがお>】ってチーム…ピ、ピッカピカに輝いてやがる!まだ設立したばかりのチームか!!」 「つまりはまだパッシブをそろえられてない俺でも遠慮せずにこのチームに入れる……っ!ありがてえええーーっ!!」 「うっ、うううううっ!しかも年齢性別職業等の条件は無し……っ!!な、涙がでる!うぅっ、ふうぅぅ〜〜〜〜っ!」 (くそ…っ!…まて……まてよ…?こんなチーム、直ぐにまとまりがなくなってバラバラになるんじゃないか……っ!) 「…っ!書いてやがった……っ!目に余るメンバーにはリーダーによる強制脱退もありうると…っ!つまりはそこらに溢れかえってる仲良しこよしチームとも訳が違げぇ……っ!」 「確かにそうだ……っ!◯◯限定チームは集めるのも統制するのも楽だ……っ!しかし…っ!そこから友人の輪は広がりにくい…っ!」 「なんだと…っ!?メンバー数は多くても30人ほどに留める……っ!?」 「ただ人数と見栄が欲しいだけのリーダーじゃねえ……っ!しかも定期的なチームイベント開催、だと…?こんなチームを運営しようとするやつは…よっぽどの馬鹿か…お人好しに違いねぇ…っ!くそ……っ!」
「おやカイジ君、入隊の是非はきまったかな……?」
「……れてくれ」
「ん…?いれてくれ…?それって、チームにいれてくれってことかい…?」
「あ、ああ……」
「はいよ!一名入隊!で、入隊方法はわかるのかい…?」
「……今まで一回もチームに入った事のない俺にはわからねぇ……っ!さっぱりだ…っ!」
「そう言うと思ったよカイジ君…教えてあげよう。くくくくっ…っ!」
1.グレン草原5432-2のチームハウスのスラチャに一言…っ! 2.広場のいびどぶのページに一言…っ! 3.いびどぶ【GF-915-118】に直接フレンド申請…っ! 4.そっと戻るをクリック。ぐにゃあぁ〜
「この四つのなかから好きなやり方を選んでくれ、カイジ君…」
「ありがてぇ……っ!ありがてぇ…っ!」
こうしてカイジ、班長の目論見通り入隊…っ!圧倒的入隊……っ! カイジに開ける天国への道、降り注ぐ僥倖……っ!! |