スクエニの決算が発表、ドラクエ12に関する話はなし
5月13日、スクウェア・エニックスの決算が発表されました。
先日221億円の特別損失が発表されたことで、ドラクエ12が開発終了するのではないかとの心配があり、今回の決算はファンの間で非常に注目されていました。
しかし結論としては、この221億円が何のゲームなのかは発表されませんでした。
ドラクエ12に関する続報は、5月27日の「ドラクエの日」以降に持ち越しとなりました。
決算資料から分かったこと
ここからは、少しだけ決算資料を詳しく見ていきます。
対象コンテンツは2027年3月期以降に発表予定
今回の決算資料において、評価損・特別損失は221億円ではなく388億円となっています。
さて、よく見ると、一番下にとても小さな注釈が付いています。
>今回減損の対象コンテンツは2027年3月期以降に発表予定のタイトルが多く…
「発売予定だったタイトル」ではなく「発表予定のタイトル」と書かれています!これは開発をやめたというより、開発が遅れていることを想起させますね。開発を中止したのではなく、作り直している可能性の方が高そうです。
もしそうならば、221億円の特損はこれまでの開発費が無駄になった分の金額だった、ということかもしれません。
ファン層の維持・拡大に努める
次に、こちらのページに注目。
この中に、以下のような文言が含まれています。
>大・中規模のHDタイトルは、安定した「面白さ」をベースにファン層の維持・拡大に努める
スクエニはファン層の維持・拡大に努めてくれるそうです!
これはとても良いニュースだと思われます。ドラクエファンの維持に努めるならば、ドラクエ12の開発を中止することは考えにくいでしょう。
また、安定した面白さをベースにするとも書かれています。堀井雄二さんがドラクエ12ではバトルシステムが一新されると言及していましたが、あまり大きな変更はないのかもしれません。
確定できることは何もありませんが、ドラクエファンにとって少し安心できる材料と言えるのではないでしょうか。
まとめ
- ドラクエ12のことかは分かりませんが、何かのゲームの開発に一度は失敗したものの、開発は続いているのではないかと思われます。
- そのゲームは2027年3月期以降に発表される予定のようです。
- スクエニは大・中規模のHDタイトルに関して、安定した「面白さ」をベースにファン層の維持・拡大に努めるとのことです。
ドラクエ12の開発が難航していることは間違いないですが、開発が完全に中止された可能性はそこまで高くないと見て良いのではないでしょうか。もしもドラクエ12の開発が続いているのならば、5月27日のドラクエの日には堀井雄二さんから何らかのメッセージがあると思われます。期待して待ちたいと思います。