ここでは歴代ドラクエシリーズの主人公と仲間をまとめます。
DQ | PT人数 | 主な仲間 |
DQ1 | 1人 | 勇者 |
DQ2 | 3人 | ローレシアの王子、サマルトリアの王子、ムーンブルクの王女 |
DQ3 | 4人 | 勇者+ルイーダの酒場で作成 |
DQ4 | 4人 | 勇者、ライアン、アリーナ、クリフト、ブライ、トルネコ、マーニャ、ミネア+NPCキャラ |
DQ5 | 3人 | 主人公、ヘンリー、ビアンカ、フローラ、デボラ、サンチョ、ピピン、子供たち+仲間モンスター |
DQ6 | 4人 | 主人公、ハッサン、ミレーユ、バーバラ、チャモロ、アモス、テリー、ドランゴ+仲間モンスター |
DQ7 | 4人 | 主人公、キーファ、マリベル、ガボ、メルビン、アイラ |
DQ8 | 4人 | 主人公、ヤンガス、ゼシカ、ククール、ゲルダ、モリー |
DQ9 | 4人 | 主人公+ルイーダの酒場で作成 |
DQ10 | 4~8人 | 自分+他のオンラインプレイヤー |
DQ11 | 未発表 | 勇者、カミュ、他少なくとも5名(名前は未判明) |
ドラクエ1
ドラクエ1は主人公=勇者1人のみでの旅でした。
主人公はラダトームの王子。戦士系のキャラですが、いくつかの呪文も使えます。
敵も1回に1匹しか出ない仕様だったので、これはこれでバランスが取れていたと言えます。
ただ、ラリホーで眠らされた時は誰も起こしてくれないので悲惨でした。
ドラクエ2
ドラクエ2の主人公はローレシアの王子。途中でサマルトリアの王子とムーンブルクの王女も仲間になり、
3人パーティとなりました。
ローレシアの王子は呪文が使えない戦士タイプで、サマルトリアは攻撃と呪文が少しずつ使え、ムーンブルクは攻撃が弱くて呪文が強いタイプ。
FC版ではサマルトリアが死にやすくて弱いイメージでしたが、SFC版、スマホ版で少しずつ調整が行われています。
最大レベルはローレシアが50、サマルトリアが45、ムーンブルク35でした。
こちらもスマホ版では3人とも最大レベルが50となっており、レベルも少し上がりやすくなっています。
ドラクエ3
ドラクエ3の主人公は16歳の勇者。
仲間はルイーダの酒場で自由に作ることができ、
4人パーティでの冒険ができました。以後ドラクエシリーズでは4人パーティで戦うのが基本となっていきます。
仲間の職業は戦士、僧侶、魔法使い、武闘家、商人、遊び人、賢者。そしてSFCでは盗賊も追加されました。
これらの職業の多くは後のドラクエシリーズでも継承されていきます。
ドラクエ4
ドラクエ4も主人公は勇者。他に7人の仲間と8人のNPCがいました。
職業名は「ひめ」「ぶきや」など独特でしたが、ドラクエシリーズの一般的な職業に置き換えると以下のような感じになります。
- 前衛:ライアン(戦士)、アリーナ(武闘家)、トルネコ(商人)
- 僧侶:クリフト、ミネア
- 魔法使い:ブライ、マーニャ
- NPC:ホイミン、スコット、ロレンス、オーリン、ホフマン、パノン、ルーシア、ドラン
ドラクエ4では初めて
「馬車」も登場。戦闘に出るのは4人ですが、8人での旅となりました。
ドラクエ3と違ってキャラの名前が決まっており、キャラごとにストーリー性もあったため、ドラクエ4はキャラの人気は高くなっています。
また、PS版ではクリア後にピサロも仲間に加わりました。
余談ですがファミコン版のパッケージの裏に書いてあった「最大10人パーティ」は、パノンを仲間にした後スタンシアラで天空の兜をもらう前に世界樹まで行ってルーシアを仲間にすることで実現できます。
ドラクエ5
主人公は勇者ではなく、後に結婚して生まれる主人公の子供が勇者になるという驚きのストーリーでした。
結婚相手もビアンカとフローラから(DS版・スマホ版ではフローラの姉デボラも追加)選ぶことができ、選択によって子供の見た目も変わるなど「結婚」が大きなテーマの1つになっていました。
仲間になる人間キャラは幼年期のビアンカ、ヘンリー、キラーパンサー、サンチョ、ピピン、そして自分の奥さんと子供たちと少な目。
その代わりに、ドラクエ5では初めて
「仲間モンスター」のシステムが導入。倒した敵が低確率で仲間になり、ともに戦いました。
ドラクエ6
主人公は村の少年。実際はレイドック城の王子。
ドラクエ6では、ドラクエ4のように個性の強い人間キャラが用意され、
仲間モンスターの制度も継続し、さらに人間と仲間モンスターが好きな職業に
転職できるという、DQ3とDQ4とDQ5のシステムを全部混ぜたようなシステムになりました。
仲間はハッサン、ミレーユ、バーバラ、チャモロ、アモス、テリー、ドランゴ。アモスはイベント中に選択を誤ると最後まで仲間にならないという仕組みがありました。
ドラクエ6の転職はドラクエ3とは違って、レベルが1になりません。気軽に転職をしやすくなりました。
ドラクエ6では転職を重ねて4つの上級職を極めれば全てのキャラが勇者になれますが、主人公だけは4つのうち1つのみ極めるだけで勇者になれます。
また、勇者しか装備できないと言われる防具を装備できたり、ストーリーでライデインを思い出す(覚えるのではない)など、
勇者に近い存在ではあるようです。
ドラクエ7
主人公はフィッシュベル村の少年。
仲間はキーファ、マリベル、ガボ、メルビン、アイラ。
仲間が6人ですが馬車はありません。キーファのみは序盤で仲間から離脱し、メルビン加入後はずっと4人での旅になり(マリベルが抜けてアイラ加入、メルビンが抜けてマリベル加入)、最後は4人から1人をマリベルの家に置いていき3人を選んでラスボスに挑むという形式でした。
DQ6と同じ転職システムが使われており、DQ6とは違って全てのキャラが同じ条件で勇者になれます。
ストーリー上でたまにNPCが仲間に加わることがあり、NPCはHPが無く(絶対に死なない)、命令もできず、自由に攻撃に参加するという形でした。その意味では、事実上の5人パーティが初めて実装されたシリーズでもあります。
ドラクエ8
主人公はトロデーン城の兵士長で、実はサザンビーク王の兄の子。
仲間はヤンガス、ゼシカ、ククールに3人で、ずっと4人パーティとなります。
3DS版ではゲルダとモリーも加入し、6人の中から4人を選ぶ形式となりました。
転職システムはなくなり、代わりに
スキルポイントシステムが採用されます。
レベルアップ時などに入手できるスキルポイントを5つのスキルラインのどこかに振ることで対応するスキルを修得するため、
同じレベルの主人公でも人によって使える特技が大きく変わり、個性が生まれました。
仲間モンスターもありましたがDQ5やDQ6とは異なっており、モンスター最大3匹でパーティ(チーム)を組ませて、
戦闘中に呼び出すことで数ターンの間主人公たちの代わりに敵と戦いました。
ドラクエ9
主人公は天使界に住む天使。
仲間は
ルイーダの酒場で自由に作ることができ、
転職もできるという、ドラクエ3と同じシステムが採用されました。
レベルも職業ごとなので新しい職業に就くとLv1からになりますが、昔就いた職に戻る際にはその時上げたレベルからの再開となり、
気軽に転職しやすくなっています。
また、ドラクエ8で初登場したスキルポイントシステムも採用。スキルポイントは全職で共通なので、
戦士のレベルを上げて稼いだスキルポイントで僧侶のスキルを取ることなども可能でした。
ドラクエ10
ドラクエ10では最初に自分のキャラを5つの種族から選んで作り、ストーリーを進めると人間の姿と種族の姿を教会で切り替えられるようになります。
職業は自由に選べますが、「勇者」は世界にただ1人、グランゼドーラ城のアンルシア姫(勇者姫)のみとなっています。
主人公は勇者の「盟友」として勇者を支え、大魔王に挑みます。
ドラクエ10はオンラインゲームなので、他のプレイヤーとパーティを組むことになります。
必要な時だけ数分~数時間程度パーティを組み、目的を達成したら自由に解散できます。
あるいはルイーダの酒場でNPCの「サポート仲間」を借りて、12時間~48時間の間限定でパーティに入れることができます。
パーティは基本的に4人ですが、一部の限られたイベントバトルではNPCが加入して
5人パーティになります。
また、いくつかの限られたバトルにおいては、4人パーティ2つが同時に1つの敵に挑む「パーティ同盟バトル」というコンテンツも用意されており、
その場合は
8人パーティとなります。
ドラクエ11
ドラクエ11では、主人公は勇者であることが判明しています。
主人公以外の仲間も6人判明しており、馬車らしきものも見えるので、おそらく8人程度の中から4人が外に出て戦う形式になると思われます。
また、主人公の他にカミュが盗賊であることが明言されています。そのため、転職システムはなくて全キャラの職業が固定であると思われます。もっとも、少なくとも序盤は職業は固定でしょうが、最後まで固定かどうかは今のところ不明です。