発売日はいつ?
2006年12月12日に開かれた「ドラゴンクエスト生誕20周年を記念した記者発表会」で、
「ドラゴンクエスト9」の概要が堀井雄二氏から発表されました。
堀井雄二氏は、「2007年中には出したい」と発言。
ただしドラクエシリーズが予定通りに発売されたことはほとんどないので、
2008年か2009年頃の発売となることが予想されます。
ちなみに過去のドラクエの発売履歴は以下のようになっています。
ドラゴンクエスト1:86年05月27日
ドラゴンクエスト2:87年01月26日(前作から244日)
ドラゴンクエスト3:88年02月10日(前作から380日)
ドラゴンクエスト4:90年02月11日(前作から732日)
ドラゴンクエスト5:92年09月15日(前作から947日)
ドラゴンクエスト6:95年12月09日(前作から1180日)
ドラゴンクエスト7:00年08月26日(前作から1722日)
ドラゴンクエスト8:04年11月27日(前作から1554日)
次回発売日がドラクエ8の1000日後なら2007年8月24日、1500日後なら2009年1月5日となります。
※その後、スクエニ和田社長も公式に2007年の年末商戦に出したいと語っていますので、
予定が狂わなければ2007年11月末頃の発売となるでしょう。
もし時期がずれ込めば、スクエニは3月決算ですので、2008年3月までに発売という形になると思います。
※2007年5月23日の株主総会席上で和田社長より、ドラクエ9の開発が順調であるとのコメントがありました。
年末の発売は硬いようです。
※その後ドラクエ4・5・6のDS版の発売が発表されました。
スクエニのサイトでは発売日はドラクエ4が「今冬」予定となっているのに対して
ドラクエ9はまだ掲載されていません。もしかしたら2008年春か、それ以降になる可能性があります。
※2007年8月27日に、スクウェアエニックスより正式にドラクエ9の発売延期が発表されました。
新たに設定された発売日は「2008年予定」です。
※DS版ドラクエ5の発売日が2008年春と決定しました。
ドラクエ9の発売日は早くても2008年の夏以降ということになりそうです。
※DS版ドラクエ5の発売日が延期し、2008年7月17日と決定しました。
ドラクエ9の発売日は早くても2009年の3月ということになりそうです。
※2008年10月1日、発売日は「2009年3月予定」に変更されました。
サブタイトルは「星空の守り人」
サブタイトルは「星空の守り人」となりました。
前作の「空と海と大地との呪われし姫君」は、サブタイトルをつけた後でストーリーを変更したせいか
サブタイトルが内容とイマイチ合っていないような感覚を受けました。
今回はどんな物語になるのでしょうか。楽しみですね。
製作者陣はおなじみのメンバー
「ドラゴンクエスト9」のゲームデザインは堀井雄二氏、音楽はすぎやまこういち氏、キャラクターデザインは鳥山明氏。
今回もおなじみのメンバーで製作されることになるようです。
作曲家すぎやまこういち氏は、「ドラゴンクエスト生誕20周年を記念した記者発表会」の席上で、
「死ぬまでドラクエの音楽を作り続けます!」と宣言しています。
開発は「レベルファイブ」
開発は「ドラクエ8」と同じ「レベルファイブ」が担当します。
ドラクエ8は今までの作品の中でもバグが少ない方でしたが、
最近立て続けに発売された携帯ゲーム機版のファイナルファンタジーではバグや不具合が多発していますので、
ドラクエ9は快適にプレイできる良作ゲームとなることが期待されています。
体験プレイ
このゲームは既に開発がスタートしており、
シリーズのCMにも参加しているSMAPの草彅剛さんらが既に体験プレイを行いました。
草彅さんは、「小学校のときから大好きなドラクエの制作者に会えて感激!ゲーム大好き!」と
感動の面持ちだったとのこと。
堀井氏らを交えて体験プレイを行いました。
最大4人での協力プレイが可能
なんと今作は、四人での協力プレイが可能とのこと。
「ファイナルファンタジー11」のようなオンラインゲーム的要素を持っているようです。
ただし現時点では、ワイヤレス通信を使ったプレイは紹介されていますが、
Wi-fi機能を使っても同様に協力プレイができるかどうかは不明です。
Wi-fi通信を使えれば、遠く離れた人とも協力プレイができ、より楽しめそうです。
いずれにせよ、協力プレイによってやりこみ要素やコンプリート要素が増えて、長く楽しめそうな1本です。
戦闘の形式は従来通りのコマンドバトル?
2006年末に出た情報では、戦闘はアクションタイプとのこと。今までのような「ターン制」ではなくなるようです。
ちょうどファイナルファンタジーシリーズでは、
戦闘シーンを大幅に変更したファイナルファンタジー12(2006年発売)が一部ファンの間で不評でした。
ドラクエも戦闘シーンが大幅に変わってしまうと一体どんなことになるのか、ファンの最注目点の1つとなるでしょう。
…その後新たな情報が追加されました。
モンスターとの戦闘時に主人公たちの行動を入力する方法は、従来のドラクエと同じく
「たたかう」「じゅもん」などのコマンド方式になるようです。戦闘方式もターン制。
開発画面はドラクエ8の戦闘シーンとほぼ同じです。
どちらかと言うとドラクエモンスターズ・ジョーカーの方が近いかもしれません。
(ドラクエ8とドラクエモンスターズジョーカーは、戦闘シーンの見た目が結構似ています)
公式サイトで映像公開
ドラクエ9の映像が、2006年12月24日までの限定で公開されていました。
http://www.square-enix.co.jp/dragonquest/20th/DQ9.html
→同じ動画が2007年1月29日現在「Youtube」に置かれています。
・
上記サイトに期間限定で置かれていた動画(Youtube)
以下は映像の内容です。
・雲の上にそびえる高い塔と鐘の音。塔のように見えるのは城か?頂上に大きくそびえる木には果実。
・「そして、ボクたちは天使と呼ばれていた。」
・ここからはおなじみのドラクエのオープニングテーマに合わせて映像が次々切り替わる。
・ドラクエ9のロゴが登場
・町の中を様々に歩く4人の主人公キャラたち。キャラの大きさはドラクエ8よりもドラクエ7に近い。
・「Scenario & Game Design:堀井雄二」
・主人公に装備を着せている。右に絵で表示される道具の中からタッチペンで主人公に装備をつけている。
アイテムは文字はなく絵だけで25個も一気に表示されているので、何の装備なのかわかりにくそう。
・「Character Design:鳥山明」
・砂漠、雪、街道を歩く主人公たち。
・「Music Compose:すぎやまこういち」
・様々なザコ敵との戦闘シーン。アクションRPGをうかがわせる。
・「Developed by:レベルファイブ」
・ボストロールにみんなでなぐりかかる。最後はボストロールの頭上に雷が落ちて撃破。これはライデイン?
・王様からお礼をもらう場面。悪者を退治して王様からお礼をもらうという王道シチュエーションか。
・夕日を見つめる主人公たち
・また塔が映り、ドラクエ9のロゴが登場。ここでオープニングテーマ終了。
・塔の頂上の木から、果実が雲の下へと落ちていく。本編では、ドラクエ8のオープニングのトーポのような使われ方をするのか?
・「Coming in 2007」
ドラクエ9の値段について
2007年1月30日に行われたスクウェアエニックス社の第3四半期決算説明会の中で、
スクウェアエニックスの和田社長がドラクエ9の価格設定に関して、
「お客さんが許してくれうるかぎり、高めに設定したい」と発言したとのことです。
DSのゲームと言えば標準価格は4800円程度。
ただ、昨年夏にスクエニが出した「FF3」は5980円でしたが、100万本を売り上げ大成功を収めました。
したがって、「お客さんが許してくれる限り高め」の価格とは5980円を指している可能性があります。
もちろん決算説明会の場ですから、株主に対していい顔をしなければならないのでこのような発言を取ったと思われますが、
5980円以上で売れるのかどうかは慎重に検討していただきたい所です。
ドラクエ9は低年齢層向け?
日経デジタルアリーナのインタビューで、スクエニ社長の和田氏は、
ドラクエに関しては国内で新規のユーザーを獲得しなくてはいけないと言及。
そのためには、将来のドラクエユーザーとなってくれる若いユーザーの獲得が重要だと話しています。
ただこの時はドラクエブランド全体に関するインタビューでしたので、低年齢層向けの例としては
「ドラゴンクエストバトルロード」や「ドラゴンクエストソード」などが挙げられていました。
本編となるドラクエ9は、層に偏りなく子供から大人まで誰でも楽しめるゲームであってもらいたいものです。
ルイーダの酒場も登場
5月12日に行われた「SQUARE ENIX PARTY 2007」の中で、ルイーダの酒場で仲間を集めるシーンが公開されました。
仲間を自由に選べるとすればドラクエ6以来3作品ぶりとなります。
もしかするとネットでの協力プレイ時に仲間を募集する場所になるのかもしれません。
また、ルイーダの酒場が登場するということは、各キャラクターごとの成長の違いや役割分担は
ドラクエ3に近いものになる可能性があります。
そうなると、ドラクエ5・ドラクエ6で好評だったモンスターを仲間にするというシステムは今回も無く、
代わりにドラクエ8やモンスターズジョーカーのようにスカウトキャラとして登場するかもしれません。
※2007年9月の雑誌で紹介された写真の中にルイーダの酒場の写真があり、また4人以上の仲間キャラのイラストもあります。
どうやらドラクエ3以来実に20年ぶりに、仲間をを自由に決められるゲームになるようです。
主人公の姿は自分で決める
主人公の顔、肌の色、髪型、髪の色、身長、体重などを自分で設定できるようです。
これにより、主人公を自分の理想のキャラにしたり、自分に近いキャラにしたりできそうです。
ただ顔は10種類、肌色は8種類程度しかないようなので、
Wiiなどで作れる顔ほどには選択肢がないかもしれません。
戦闘はフリーエンカウント方式!
フリーエンカウント方式というのは、フィールドを歩いていると敵が歩いているのが見えて、
敵に接触すると戦闘が始まるという形式です。
どうやらドラクエ9は、このフリーエンカウント方式になるようです。
今までのドラクエ8までは、平地を歩いていると突然戦闘になりましたが、
今回はそうではなくドラクエモンスターズジョーカーのように、敵を全てよけて進むこともできそうです。
やはり戦闘シーンと言い、移動シーンと言い、
同じDSで製作されたドラクエモンスターズジョーカーとかなり見た目の似ているゲームになりそうです。
仲間キャラの名前は最大5文字!?
あちこちの雑誌などで公開された開発中のゲーム画面に、「テンバタラ」という5文字の名前の味方キャラが写っています。
これまでドラクエシリーズの主人公と言えば最大4文字でしたが、今回はついに5文字の名前が付けられるかもしれません。
主人公は子供!?
雑誌で紹介された写真では、主人公は子供で、男の子と女の子がいるようです。
おそらくゲーム開始時に主人公の性別を決めることができるのでしょう。
風貌は勇者というよりはドラクエ7のように普通の子供といった感じ。ちょっと民族的な独特の服を着ています。
2008ゲームショウ映像の解析
2008年の東京ゲームショウで新たな映像が公開されました。
この中から分かることを分析していきます。
■全般
・サイトに「ここがボクたちの、新しい世界」。最初に「それは、翼を失った僕たちの物語」という文字。
・サイトには天空城の写真、タイトルの「ドラクエ9」の文字の後ろには光る木の実が配置されている。
物語に「天空」の世界が大きく関わってきそうです。
ドラクエ4やドラクエ5を事前にプレイしておくと、ドラクエにおける天空の世界が少し分かるかもしれません。
■ゲーム内容
・全体的に、どのキャラが主要人物か良く分からない。
→これは、プレイヤーが選ぶ職業によってキャラの姿が大幅に変わるためと思われます。
・町の中での視点は、主人公が小さめで、ドラクエ7に近い。
・フィールドでは、敵に触ることで戦闘が開始。
・CG部分はグラフィックが綺麗だが、操作する画面はそれほどでもない
→なにせDSのゲームなので、PS3やXBOXといった最新ゲーム機と比べると画質は多少落ちるようです。
・戦闘では、与えたダメージが敵の横に出る。また、味方全員がダメージを受けると平均値が表示される。
・呪文「イオグランデ」「ギガスロー」「ギガブレイク」が登場。
→戦闘に関しては、同じくDSで発売された「ドラクエモンスターズジョーカー」に準拠している模様。
「イオグランデ」が出てきているので、他にも「メラガイアー」「マヒャデドス」「バギムーチョ」といった最高位呪文が出てくる可能性が高いです。
ただ「ギガスロー」はドラクエ8の技なので、他にもこれまでの様々なドラクエ作品の要素が混ざって来そうです。