進む「マジコン」対策 ドラクエ9はどうなる
2009年2月11日に発売された「マリオ&ルイージRPG3」などで、マジコン対策が再び話題を呼んでいます。
「マジコン」とは、ゲームを買わずにネット上から違法ダウンロードして、それをDSで動かすためのツールのことを指します。
元々は「マジックコンピューター」の略で、これはスーパーファミコン用のデータセーブツールでした。
この「マジコン」によって違法に無料でゲームをプレイし、ゲームを買わなくなる人が増えると、
ゲーム会社はゲームが売れなくなって困ります。ゲーム会社の被害額は数十億円にのぼるという試算もあるそうです。
そこで2008年7月に発売されたDS版のドラクエ5では、ついにスクエニ社も「マジコン対策」を行い、
マジコンを使ってプレイするとゲームが進められなくなるような細工をゲームに施しました。
しかしこれも、発売から数日経つと回避方法が発見されたようです。
今回2月に発売された「マリオ&ルイージRPG3」でも、数日で「マジコン対策の回避方法」が見つかってしまったようです。
ドラクエ9でも間違いなく、マジコンを使ってのプレイができなくなるような対策が採られるでしょう。
ゲームを買った人が損をしないような対策をしてくれるよう、スクエニ社への期待が高まっています。
また、もしマジコン対策の回避方法が見つかっても、専門知識が無ければ実行できませんので、諦めてゲームを買ってください。
もしもマジコンのせいでゲームの売上が大幅に落ちるようなことがあると、
スクエニ社は大赤字になって、今後はドラクエの新作が作られなくなってしまうかも知れません。
そうならないように、まずは各プレイヤーが「ゲームを買わずにプレイする」という違法行為を行わないよう気をつけましょう。
当サイトでも注意を喚起していきます。
参考:
マジコン規制せよ!違法ゲームソフトで数十億円被害(産経新聞)
マジコン:任天堂などが販売差し止め求め提訴(毎日新聞)
DS版『ドラクエ5』を違法入手した者に待ち受ける罠(ライブドアニュース)