RTAにおける機種ごとの違い
それぞれの機種ごとに特徴があるため、途中の攻略進度や難関となるポイントは全く異なります。
ちなみに最終結果だけで比較すると、2002年5月に行われたRTA大会では
プレステ版がクリアタイム6時間36分で優勝し、ファミコン版は7時間52分でした。(
詳しくはこちらをご覧ください)
では、以下で各機種ごとの特徴を見ていきましょう。
■全部まとめて比較
| ファミコン版 | プレステ版 | DS版 |
戦力増強について | ・838861技 ・はぐれメタルは聖水で一撃 | ・時の砂が何度でも使える | 当日公表(現時点で調べてない) |
戦闘 | ・8逃げ ・ボスのHPが低い | ・アイテム欄が8個から12個に ・命令ができる ・アイテムの種類増加 | 当日公表(現時点で調べてない) |
全般 | ・NPCトヘロス | ・移動速度が速い | ・連射パッドが使えない ・PS版から操作画面各種変更 |
■ファミコン版
838861技
カジノでコインを838861枚買うと4Gで済む裏技です。
これにより5章序盤から最強装備「はぐれメタルの盾」が手に入り、序盤から戦力が充実します。
8逃げ
ボス戦中に8回逃げることで、以後の攻撃が全て会心の一撃になるという裏技です。
これによりラスボスが瞬殺でき、大幅なタイム短縮になります。
NPCトヘロス
NPCキャラがいる状態でトヘロスを使うと、フィールド上で敵が全く出てこなくなります。
これにより一部区間でザコ敵と全く戦う必要がなくなり、移動時間の大幅短縮ができます。
はぐれメタルは聖水で一撃
FC版では、聖水を投げるとメタルスライムやはぐれメタルに2桁のダメージを与えて一撃で倒せます(PS/DS版では1ダメージ)。
これを駆使すればレベル上げにかかる時間を一気に短縮する事ができます。
ボスのHPが低い
ファミコン版はファミコンという制約のせいでHPが最大1023までしか設定できませんでした。
そのため、全てのボスのHPが1023以下と低くなっています。
代わりに毎ターン100ずつ回復していたりもしますが、基本的にはPS版/DS版ほど長期戦にならないことが多いです。
■プレステ版
移動速度
PS版はキャラの動きが早く、フィールド上で同じ区間を移動するのでも所要時間がFC版より大幅に短くなります。
裏技オンパレードのファミコン版に対して、プレステ版はこれがほぼ唯一の利点です。
アイテム欄の増加
キャラ1人あたりが持てるアイテムの欄がFC版の8個から12個に増えています。
これにより、武術大会など一部で戦いが楽になります。
時の砂が何度でも使える
ファミコン版では宿屋に泊まるごとに1回しか使えなかったのですが、プレステ版では使い放題です。
これによりメタル系を倒すのがかなり楽になります。
またボス戦で多少失敗しても、全滅せずにやり直すことが可能になります。
命令ができる
ファミコン版では無かった「めいれいさせろ」という作戦が追加されており、
全てのキャラのコマンドをプレイヤーが入力する事ができます。
これにより、ボス戦をはじめとした各戦闘を効率的にこなすことができます。
アイテムの種類増加
ファミコン版からプレステ版への移植の際には様々なアイテムが追加で新登場しており、
そのなかのいくつかは優秀なので戦闘の助けになります。
■DS版
連射パッドが使えない
→PS版より明らかに不利
各種画面レイアウトの変更
→戦闘時にタッチペンによる高速コマンド入力はできない
ここまでが簡単にわかる事です。
実際はプレステと果たしてどれだけ違うのか!?